自律神経が乱れるのは心の問題じゃない|脳から臓器までの正しい仕組みを整体師が解説
- tykkm5170
- 2025年11月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年11月25日
自律神経は「心の不調」ではなく、体を動かす通信システム
実はあなたの体を動かす“会社の通信網”だった。
「自律神経が乱れていますね」と言われると、多くの人は“精神的なこと”をイメージします。でもそれは誤解です。
脳から臓器までの流れを「会社の仕組み」でたとえると?
役割 | 人体での該当部位 | 主な仕事 |
社長 | 辺縁系(感情・意欲の中枢) | 「やるぞ」「今日は休もう」など方針を出す |
取締役 | 視床下部(司令塔) | 社長の意向を受け、全社に命令を出す |
総務部 | 延髄(通信のハブ) | 命令を各部署に伝達する |
部長 | 自律神経(交感・副交感) | 社員に「動け」「休め」と指示を出す |
各部署 | 臓器(心臓・肺・胃腸など) | 命令に従って実際に働く |
つまり、自律神経は“心”ではなく、命令を現場まで届ける仕組みそのものなんです。
活動モード(交感神経)=会社がフル稼働している状態
朝、社長(辺縁系)が「今日もやるぞ!」と号令を出します。取締役(視床下部)が全社メールを発信。
「営業部(心臓)はスピードアップ!ロジ部(筋肉)はフル稼働!食堂(胃腸)は一時休止!」
総務部(延髄)が通信を送り、マネージャー(交感神経)が現場を動かします。
会社は一気に活気づき、全員がフル稼働。これが体でいう「活動モード=交感神経優位」。
心拍数が上がる
呼吸が速くなる
血流が筋肉へ集中
消化が止まる
「仕事モード」「集中モード」の状態です。
リラックスモード(副交感神経)=社内メンテナンスの時間
夕方、社長が「もう今日は休もう」と判断。取締役が指令を切り替えます。
「全社員、メンテナンスモードに入ってください」
延髄が伝達し、マネージャー(副交感神経)が各部署にこう命令。
「営業部(心臓)スピードを落として。食堂(胃腸)はご飯の準備開始。清掃部(肝臓・腎臓)は体の掃除を。」
会社全体が落ち着き、修復と整備が始まります。これが「休息モード=副交感神経優位」。
心拍数が下がる
呼吸がゆっくり深くなる
消化が始まる
体温が上がる
つまり「回復」「成長」「睡眠」の時間です。
「自律神経が乱れる」
とは通信トラブルが起きている状態
ここが最も大事なところです。
「自律神経が乱れている」とは、心が弱っているわけでも、脳の一部が壊れたわけでもない。
それは、社内の“伝達経路”が混乱しているだけ。
たとえば──
社長(感情)は「もう休め」と言っているのに、 現場(臓器)は「まだ働け」と受け取っている。
取締役(視床下部)が出した命令が、 延髄や神経伝達の途中でノイズだらけになっている。
つまり、命令は出ているのに現場が従えない。これが「自律神経の乱れ」です。
まとめ|心ではなく“体の通信網”を整えることが回復の第一歩
「気合で治す」とか「前向きに考えよう」では、社長だけが頑張っている状態です。でも、いくら社長が元気でも、取締役・総務・現場がバラバラでは会社は動きません。
だから必要なのは、体の通信網を整えること。
呼吸を整える(延髄へ正しいリズム信号を送る)
姿勢を整える(神経の通り道を開く)
胃腸・内臓を整える(副交感神経の末端を刺激)
つまり、体の現場を整えることが、自律神経という経営システムを整える唯一の方法なんです。
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